もしかして…ウインターブルー？

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今年は、10月になっても夏のような気温の日があり、その数日後には山で初雪が降るほどの寒さで、気温差が激しい札幌でしたね。
そして、日暮れもとても早くなり、冬の足音が聞こえてきましたが、体調お変わりありませんか？

私は、冬が近づくと、

など生活が一変することを想像し、毎年この季節は落ち込みやすくなります（昨年の大雪を経験すると、なおさらです…）。

少し述べましたが、今のような季節が「心の調子」に関係しているのはご存知でしょうか。

秋から冬にかけて気分が落ち込んだり、不調が続いたりすることを「季節性うつ病」別名：ウインターブルーといいます。

私は、このことを知って、「私だけじゃない、気のせいじゃなかったんだ」と驚きました。
もしかすると、同じように悩む方がいらっしゃるかと思い、今回は「ウインターブルー」についてお話をしていきたいと思います。

まずは、ウインターブルーについてお話します。

実は、冒頭でお話をした日暮れが早くなること、つまり日照時間が短くなることが原因であると言われています。

日照時間が短くなると、脳内のタンパク質（セロトニン）が著しく減少します。

この「セロトニン」は、愛・癒し・幸せ・満足感などをつかさどる物質であり、セロトニンが不足することによって、落ち込みやすいなどの気分に影響を与え、「ウインターブルー」が引き起こされるというのです（日照時間が短い北国ほど発症率が高いそうです）。

ですから、春になると症状は自然と軽快していきます。

ウインターブルーの症状には以下のような特徴があります。

いかがでしたか？
あてはまる数が多いほど、ウインターブルーの傾向があると思われます。

日照不足を解決するためには、もちろん、太陽光を浴びることではありますが、寒くなるこの時期になかなか外に出るのは大変かと思います。

そのような時は、部屋の照明を明るくすること（人工的な光）でも効果はあるそうです。普段よりも明るめの照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

肉、魚、大豆製品などのタンパク質には、セロトニンを作るアミノ酸が多く含まれています。また、ビタミンやミネラルなどの栄養も大切です。炭水化物の他に一品でもプラスしてみましょう。

こちらも、体がだるくなっている時には難しいことかもしれませんが、普段エスカレーターやエレベーターを使用するところを階段にしてみるだけでも、適度な運動によりセロトニンが作られ、気分が安定したり、気分転換に繋がったりする効果があるとわかっています。

（この運動が日光の下で行えたら、より効果的ですね。）

上の３つはもちろん大切ですが、頑張ろうと思っても行動できない時もあると思います。

そう感じている際、無理は禁物です。

そのような時は、自分の心のままにゆっくりと過ごしていただき、少し余裕が出始めた時には信頼できる方とお話をする時間を設けてみることも良いと思います。

人と話すことは、気分転換になったりストレス発散したりすることに繋がりますが、より効果的なのが自分の感情（本音）を話せるかどうかです。

相手に気を遣って言いたいことが言えない、否定されてしまうのが怖い、他に話が漏れるのが不安…など感じている方には、逆効果になってしまう可能性があります。

そのような方にはカウンセリングがおすすめです。

カウンセリングは、相談者さんのお話を聴くことを専門としております。また、聴いたお話を否定することはないですし、秘密も守りますので、誰にも言えないこと、ご自身の想い・感情などを安心してお話しいただけたらと思います。

話す内容がうまくまとまっていなくても大丈夫ですし、病気名がついていないと受けられないといったこともございませんので、お気軽にご利用ください。

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日本の中でも、より四季が感じられる自然豊かな北海道。
こちらの記事がこれから冬を迎える皆さんの気持ちを少しでも軽くするお力になれたら幸いです。