得意を活かす働き方、幸せに働くチームづくり

 こんにちは。ラフィールの森内です。

 札幌もすっかり春らしくなりましたね。
年度の初めということで、新社会人の方だったり、昇進・異動をされた方にとって新しい環境で働く日々が始まったことと思います。

 チームラフィールも今年の2月に本格始動し、できたばかりの新チームです。
新しい環境で新しいメンバーと働く上で、これは大切にしたいなという想いを持って今日までやってきました。今回は、そんな私たちの働き方についてお話ししたいと思います。

「 幸せに働く 」

 私たちは、一緒に働くチームとして、発足時にある約束をしました。

それは、「幸せに働きましょう」ということです。

 私たちは、カウンセリングルームを運営していますので、相談者さんがどうしたら少しでも楽に慣れるか、生きやすくなるにはどうしたらいいかを考えて運営をしています。

 しかし、相談者さんの幸せを本当に願って活動するには、私たちの心の余裕が不可欠なのです。自分たちが幸せじゃないのに、誰かを助けたい、誰かの役に立ちたいなんて思いは生まれてこないはずです。これはきっとカウンセリングだけでなく、接客業や営業でも同じことが言えるのではないでしょうか。

 だからこそ、「幸せに働こう」と決めました。

 では、幸せに働くためには、どうしたら良いのでしょうか。

私たちは、「得意を活かす」ことと「新しいことに挑戦する」ことを大切にしています。

 得意を活かすことは、その人にとって今までやってきたことである場合が多いので、大きな変化にならず、比較的ストレスなく取り組める上に、自分の得意が誰かの役に立っていると実感できると幸せな気持ちになります。

得意を活かす時には以下のことを意識しています。

・得意でなおかつ好きなことか

・無理がない仕事量か、仕事内容か

・得意なことだからといって、できて当たり前のことだと思わない

・その人が得意を得るまでの経験と努力と才能にみんなで感謝する

 得意を活かすことは大切ですが、それだけでも幸せには働けないと考えています。得意は今までと同じことをするので、工夫はできても、成長の幅が小さいのです。人は、自身の成長に喜びを感じますし、チームで働く上で、部下が成長したら上司としても嬉しいものです。ですので、成長の機会として新しいことに挑戦することも大切にしています。

新しいことに挑戦する時には以下のことを意識しています。

・ストレス(心の成長痛)に耐えられる心の余裕があるか

・やってみたいと思っているか

・本人のこれからの人生のためになるか

 さて、肝心のこれらの意識が本当にチームの幸福感に繋がっているのかというところですが、嬉しいことに、こちらから何も聞かなくても「この環境で働けて幸せだよね」「仕事、毎日楽しいです!」という声が聞こえてきます。

 そして私も、幸せに働けていることを実感しています。

 もちろんこの事例は、カウンセリングルームを運営している組織だから、スタッフみんながカウンセリングや心理学の知識があって、お互いのストレスコントロールを上手にできて、いい環境になっているということもあります。

 ですが、私たちも最初はカウンセリングの知識なんて知りませんでした。
知って、みんなで活かして、いいチームができています。

 ぜひ、多くの方にカウンセリングの知識を応用して「幸せに働く」を実感してほしいと願うばかりです。

 ご依頼がございましたら、企業研修でチームづくりのお話や、心理カウンセラー養成講座の中でも応用できる知識をお伝えしています。ご興味がございましたらお問い合わせいただけますと幸いです。

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