北海道でも梅雨のストレスにご注意

つい先日やっと桜が咲いてGWになったと思ったら、あっという間に6月になりましたね。6月といえば、全国的には「梅雨の時期」というイメージが強く、嫌だなぁと思う方も多いと思います。

一方で、北海道は梅雨がないと言われていますが、今年は5月31日から1週間ほど雨が続くようなこともありましたし、湿気を感じる方も少なくないと思います。

実は、北海道にも北海道の梅雨があるのです。

蝦夷梅雨にもご注意

そもそも梅雨というのは、梅雨前線の影響で雨が降るものですが、北上して北海道に来る頃には弱まるため、北海道には梅雨はないとされています。しかし、北海道にも梅雨前線とは別の気圧の関係で、梅雨のように雨が降り続ける期間があります。これは蝦夷梅雨と呼ばれており、1〜2週間程度雨の日が増えて湿度が高くなる天候です。

梅雨はもちろん、蝦夷梅雨でも、不快感やストレスを感じやすくなることには変わりありませんので、ストレスケアをすることが大切です。

梅雨のイメージ写真

なぜ梅雨の時期は憂鬱なのか

梅雨の時期の憂鬱や嫌だなぁと思うことには以下のようなことがあるかと思います。

  • 湿度が高く蒸し暑さでベタベタして体感的に不快
  • 洗濯物が外に干せない
  • 外出の予定が立てづらい
  • 頭痛、めまい、耳鳴り、眠気、だるさ、関節痛など体調面の不調が出やすい
  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 髪の毛のセットなど、いつもの行動に時間がかかる
  • いつもよりバスなどの交通機関が混むので早めに家を出る必要がある
  • 雨による行動の制限や時間がかかることによって生活リズムが崩れやすくなる
  • 傘の使い方など周りの人のマナーが気になったり、トラブルが多くなりやすい

雨が降り続けることにより、思い通りに行動できないことも増えるなど、精神的なストレスの原因が多くなりますし、頭痛やめまいなど体調面の身体的ストレスの原因も増えます。

さらに、ストレスの原因が多いだけでなく、ストレスが溜まりやすくなる理由があります。

梅雨にストレスが溜まり気持ちが落ち込みやすい理由

【日照不足によるセロトニン不足】

 セロトニンは、脳内の神経伝達物質の1つで、精神を安定させる働きがあります。セロトニンは日光を浴びることで増えると言われているので、梅雨の雲の多い空によって、太陽が出ている時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減り、心のバランスも崩れやすくなります。

【運動不足になりやすい】

 雨の日が続くと外に出て運動したり、歩くのが億劫になったり、汚れるのが嫌で、普段なら歩くところを電車やバス、タクシーに乗ったりしますよね。運動はセロトニンの分泌にも関わると言われていますので、運動が減ることによってセロトニンが不足しやすくなり、心のバランスを崩しやすいため、気持ちが落ち込みやすくなります。また、運動はストレスの発散にもなりますので、それができないことによって、イライラしやすくなることがあります。

【生活に変化が多い】

 変化はストレスの原因となります。洗濯のリズムが変わり、着るものがない!といったことが起こったり、髪の毛のセットに時間がかかる、いつもよりバスが混むので早めに家を出なければならないなど、生活の中で様々な変化を引き起こします。それらの変化によって、いつもより「いつ洗濯しよう…」「時間がかかるからもう少し早く起きなきゃ」「何時には家を出ないと」と普段より考え事を増やす原因になるため、心に負担がかかります。

梅雨・蝦夷梅雨 どちらもストレスがかかる!

5月末から7月にかけては、梅雨によるストレスがかかりやすい時期であることを認識しておき、いつも通りに過ごせなくても自分を責めたりする必要がないことを知っておくことが大切です。雨によって生活のリズムが乱されやすいため、時間に余裕を持って行動できるとなお良いかも知れませんが、多少のズレは仕方ないと自他ともに寛容に考えることも、心を楽にするかも知れません。

しかし、もともとの日常生活でストレスが溜まっていて心の余裕が少ない場合には、日常の少しの変化でうつ症状を引き起こすこともありますので、そういった場合には心のケアをおすすめしたいです。

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雨が続く6月も、少しでも心穏やかに過ごせますように。

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