こんにちは。ラフィールです。
既にカウンセリングルームには張り出してご案内させていただいているのですが、『自分のために学ぶカウンセリング講座』を始めました。
この講座は、カウンセリングの中でご紹介している『心のキャパシティー』や『気持ちと欲求の関係』などを「もっと知りたい」「日常生活で活かせるように身につけたい」といった相談者さんのお声を受けて、ご自身のためにカウンセリングの知識を学んでいただく内容の講座を始めることにしました。
カウンセリングで使っている理論や方法を日常生活の中で使うことで、今までよりも心を楽に、生きやすくするための講座です。
この知識を学んでいただくことで、カウンセリングでの理解度も高まり、カウンセリングの効果も高くなると考えられます。
各講座のご紹介
自分のために学ぶカウンセリング講座には、3つのコースがあります。
一つ目は、『動画講座』です。
こちらは、カウンセリングの基礎知識を6本の動画と１冊のテキストで学ぶ講座です。
一度でもここころ系列のカウンセリングを受けたことがある方でしたら、あのカウンセラーの先生が言っていたのはこういうことだったのか！とピンと来ることが多いかもしれません。自習形式の講座なので、お好きな時間にお好きな場所で学んでいただけます。
二つ目は、『知識を学ぶ講座』です。
カウンセリングの基礎知識をテキスト１冊を用いながら対面授業で学ぶ講座です。
実際のカウンセリングで使っている理論を学ぶことで、心の落ち込みから回復までの道筋をたどりやすくなり、回復が早くなります。
なぜなら、カウンセラーはカウンセリング中、その知識を使って相談者さんの心理状況を把握し、この方にはこういったアプローチでこんなゴールを目指すと生きやすくなれそうだなと見立てを立てているからです。
しかし、実際にそのゴールを相談者さんにお伝えするわけではありません。そうなると診断のようになり、「自分はこういうところが課題なんだ」「自分はこういうところがダメなんだ」と、より辛い思いをさせてしまう可能性があるからです。
あくまで自然に、相談者さん自身がそのゴールを見つけ出して歩み始めることがカウンセリングの理想です。
しかし、ゴールを見つけ出すにも、自分でそのゴールを知らなければ、どれがゴールなのか気づくこともなかなかできないので、時間がかかってしまいます。カウンセリングの知識を学んで、どんな時にどんな対処をすれば自分の心が軽くなるのかを知ることで、そのゴールに気が付きやすくなり、行動に移すことができるので回復が早くなります。
また、一度この知識を知ることで、回復した後もどういった状況になったら自分は落ち込みやすくなってしまうのかが分かりやすくなり、うつ病予防や再発防止にも効果的です。
三つ目は、『日常生活で使えるようになる講座』です。
こちらも、対面形式でテキスト2冊を用いて行います。
日常生活で使えるようになる講座では、二つ目の『知識を学ぶ講座』の知識を知るだけではなく、ワークブック形式でご自身の心と向き合う作業をしながら、ご自身の生活の中でカウンセリングの知識を活かして心のケアができるようになる使い方や考え方も知ることができます。
そのため、日々のストレス対応ができるようになり、カウンセリングに頼らなくても、自分だけで対応できることが増えていくかも知れません。
今もっとも必要な知識、心について知るということ
「止まない雨はない」とは言いますが、「病まない人もいない」世の中になっています。
様々な要因がありますが、一見健康そうな人でも医学の発展とともに、判明する病が増え、体の病も心の病も、皆何かしらの病を一生のうちに経験することが多くなっています。
体質的、遺伝的に糖尿病やがんになりやすそうだという人もいれば、
遺伝的、性格的にもうつ病になりやすそうだと思う人もいるでしょう。
その時に、その病に対してどう対策をするかが大事になってくるのではないでしょうか。
うつ病の予防もたくさんの方法があります。環境を変える、食事療法をする、心理学の知識を生活の中に取り入れる、捉え方や性格を変える療法を試してみる…
たくさんある方法の中の一つとしてこの『自分のために学ぶカウンセリング講座』があると考えていただけたらと思います。
心について知ることは、健康の基本となる一生ものの知識ですので、ぜひ身につけて今後の人生に生かしていただけたらと願います。
講座のお申し込みや、ご不明な点などがありましたらお気軽にお問合せください。
